モノクロ液晶ディスプレイと液晶モジュールは通常、設計初期に対応するインターフェース方式を決定します。しかし、お客様の利便性のため、一般的な製品では複数のインターフェースを提供しています。最も一般的なのはシリアルインターフェースとパラレルインターフェースです。では、これら2つのインターフェース方式の長所と短所を見ていきましょう。

1、シリアルインターフェース（SPIシリアルインターフェース）、3線式と4線式があります。

現在、新規に開発される小型点字のモノクロ液晶ディスプレイと液晶モジュールでは、シリアルインターフェースが選ばれることが多いです。その長所は明白です：必要なインターフェースの数が少なく、CPUの5～6本の線だけで済み、スペースを節約できます。短所は速度が若干遅いことですが、小型点字のディスプレイにとっては大きな問題ではありません。

2、パラレルインターフェース（並列インターフェース）、6800タイミングと8080タイミングがあります。

パラレルインターフェースの長所も多く、現在でも多くの点字数の多いディスプレイ（160路以上）はパラレルインターフェースを優先しています。
a. データ伝送速度が速い。
b. 表示された画像や文字から再度読み取ることができ、自由に点や線を描くことが可能です。
短所：
a. 必要なインターフェースの数が多く、通常13個以上で、多くのCPUピンを占有します。これにより、より多くの機能を実現するために、より強力なCPUが必要となり、コストが増加します。
b. お客様のメインボードと液晶ディスプレイの距離が遠い場合、電線のコストも考慮する必要があります。

3、他にも比較的一般的なインターフェースがあります。例えば、I2Cバスインターフェース（IICとも呼ばれます）。その長所はインターフェースの数がさらに少ないことですが、短所はI2Cインターフェースをサポートするチップが比較的少なく、普及が困難であることです。

4、最後に、電子回路によって変換する必要があるインターフェースもあります。例えば、UART、RS232、RS484などのインターフェースです。株式会社ハスガードはこの分野でも豊富な経験を持っています。