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マイナス40度での液晶パネルの選び方
2024/01/22
お客様からの超低温の液晶ディスプレイの需要がよくあります。これは、北部地域や高海拔地域、極地気候の地域での製品使用を想定しています。私たちは通常、お客様が必要とする表示内容と使用地域を分析し、適切な提案を行っています。

長年の経験を通じて、以下の点をまとめました:

工程の観点から言えば、外部加熱を考慮しない場合、モノクロディスプレイ、カラーディスプレイ、OLEDなどのタイプの中で、OLEDは工程材料の特性上、マイナス40度の条件を満たしやすい製品ですが、OLEDの欠点も明白で、寿命が他のタイプより短く、同サイズの単価も最も高いです。

汎用性の観点から言えば、モノクロディスプレイの中でセグメントディスプレイはコストパフォーマンスが最も高いです。セグメントディスプレイは構造が単純で、表示内容がセグメントごとに十分なスペースを持っているため、適切なディスプレイの選択と液晶の調整により、マイナス40度を達成しやすいです。また、超低温製品を使用する地域は比較的限られており、長期の表示が必要ないため、表示内容も単純で、セグメントディスプレイの表示効果に適しています。さらに、セグメントディスプレイの価格は最も安く、市場上の大半のマイナス40度製品はセグメントディスプレイを使用しています。

表示内容、サイズ、寿命に高い要求がある場合は、モノクロ点字ディスプレイまたはカラーディスプレイを検討する必要があります。これらのタイプはマイナス40度を達成するのが困難です。モノクロ点字ディスプレイはまだ実現可能ですが、納期とコストが許容範囲内であればです。カラーディスプレイについては、工程と市場の制約から、マイナス40度の対応材料がほぼなく、マイナス30度も軍事用または車載用レベルです。

また、どのタイプのディスプレイもマイナス40度の状態ではリフレッシュ遅延や応答速度の低下が発生します。そのため、外部加熱もよくお客様に提案される解決策です。これにより、低温下でも通常温度での表示効果を実現できますが、外部加熱は通常構造の調整が必要で、コストも比較的高くなります。

以上の通り、表示要求に応じて、マイナス40度の液晶表示ソリューションが複数あります。ご質問や技術的な相談があれば、お気軽にご相談ください。専門の技術者がお客様の要求を詳しく把握し、満足いただける提案をさせていただきます。
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