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液晶モジュールの使用時に接地が必要かどうかについて
2024/01/05
今朝、お客様の電話相談を受けました。新しい試作品の装置を調整中に、液晶画面に乱れや不規則な縞模様が現れたとのことでした。最初は液晶ディスプレイの問題を疑い、液晶ディスプレイを交換しましたが問題は解決せず、その後PCBボードも交換しましたが、やはり問題は解決しませんでした。

この表示の異常は干渉によるものだと直感しました。お客様と詳細に話し合った結果、テスト環境ではなく装置自体の干渉が原因であることがわかりました。私たちはお客様とビデオ通話を行い、装置の構造と回路について詳しく調査しました。調査の結果、装置のマイクロコントローラーは抵抗容量浮遊接地技術を使用しており、液晶ディスプレイの信号地は筐体と接続されていました。私は、お客様にマイクロコントローラーの浮遊接地を液晶ディスプレイの信号地と同じく直接接地するよう提案しました。試験の結果、液晶画面の干渉が消え、お客様の問題が解決しました。

当社の液晶ディスプレイの多くの製品は電力システムや大型装置で使用されており、90%のお客様が液晶ディスプレイを事前に接地しています。これらの環境では干渉や静電気が多く、最初は正常に表示されても、蓄積される干渉因子が増えるにつれて、液晶画面に乱れや表示欠陥などの奇妙な現象が発生することがあります。

したがって、工業用液晶ディスプレイを使用する際には、接地の要件を総合的に考慮する必要があります。液晶ディスプレイにとって、接地の役割には作業接地、保護接地、雷保護接地、静電気防止接地、シールド接地などがあります。
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