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液晶モジュールの選び方
2024/06/12
市場には多種多様な液晶モジュールが登場していますが、これらの中からどのようにして液晶モジュールを選ぶべきでしょうか?

1. 液晶モジュールの特徴:
   - 解像度、ドットピッチ、デューティ比
   - ポジティブ表示とネガティブ表示
   - 色
   - STN、FSTN

2. 駆動方式:
   - 駆動ICの有無、制御ICの有無
   - CPUリソースに基づくインターフェースの選択、液晶モジュール内蔵のコントローラーの有無
   - ARMチップ内蔵の液晶コントローラーの有無
   - 128行以下の液晶モジュールでは、一般に専用の液晶コントローラーは不要です。例えばS6B0108、SED1520、S6B1713、S6B0741、SED1565などがあります。
   - 128行以上240行までの場合は、駆動ICと制御ICを組み合わせる方法が一般的で、S6B0086、NT7701、T6A39などの駆動ICと、T6963、SED1335、RA8802などのモノクロ(グレースケールなし)制御ICが使用されます。

3. 駆動電圧:
   - 内蔵、外部
   - 正、負、電圧値

4. バックライトの形式:
   - CCFL、LED、EL
   - サイドバック、ボトムバック

5. モジュールの構造:
   - TAB、COG、COB
   - 取り付け構造

6. インターフェース方式:
   - パラレル80、パラレル68、シリアルI2C

7. 液晶モジュールの選択:
   - 表示内容に基づいてドットマトリクスを決定
   - 構造に基づいて液晶サイズを決定(外形及び有効表示エリアを含む)
   - 使用環境に合わせた選択(温度、光照、湿度、機械強度など)
     - 反射型(バックライトなし、照明または昼間使用)、透反射型(バックライトあり、光照または暗闇で使用)、透過型(バックライト必須、室外使用不適)

8. 湿度が高く、機械的振動が強い環境:
   - TABまたはCOG製品を推奨。接続方式が信頼性が高く、微腐食が起こりにくい(COBは導電性接着剤で接続されており、振動に弱い)

9. STNとFSTNの比較:
   - FSTNは反応速度が速く、コントラストと視角が良好で、高行数に適しており、STNよりも10-20%高価です。

10. バックライトの比較:
    - CCFL:中大型透過型液晶に適しており、高輝度で長寿命ですが、逆変換器が必要です。
    - LED:中小型液晶に適しており、高輝度で寿命が長く、通常専用電源は不要です。
    - EL:中小型液晶に適しており、非常に薄型で輝度が低く、消費電力が少ないですが、寿命は短い(2000時間)。
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